算数が苦手だった娘は中学入学直前に公文に通いだしました。
中学から公文に行く子は少ないと思います。高校受験を見越してほとんどの子は塾に行きますよね。
ママ友からは「なんで今から公文に通わせるんだろ?」って内心思われてます。
なので、本人も私も公文に行ってるとは公言しません(笑)
私自身、公文は低学年の子が通うイメージでした。実際にその年代が多く、今高学年で通っている子も低学年から継続している子が多い印象です。
そんな中、娘は小6の3月から公文に通い始めました。(ほぼ中学生です)
- 計算が早くなり、ケアレスミスが減った
- 算数・数学に対する苦手意識の減少
- 明らかに数学に対するヤル気が出た(親として嬉しい!)
娘はまじめで授業はちゃんと聞いており、基本的な問題は理解しています。ただ応用問題は苦手。
それは明らかに学習量の少なさのせいです。習い事が忙しく、学習した部分の反復練習をしてこなかったからです。
小学6年生までの学習履歴
- 他の習い事が忙しく、塾に通ったがほぼ出席できない状態で退塾。
- 通信教材(すらら)で学習するもうまくはまらず休会。
- 基礎となる計算(足し算引き算)が遅く、テスト時間内に終わらない状態
上記のように学校の宿題しかしてこなかった娘本人が「公文やって良かった!」と言うので、親としてホッとしています。
まだ始めたばかりなので順調に継続できるか分かりませんが、今後の進級速度なども追記していきます。
同じように公文を検討している親御さんの参考になれば嬉しいです!
中学生から始めても意味ない?
中学生からの公文は効果あるのか?実際の感想を紹介します。
思った以上の効果を実感!
娘に関しては思った以上の効果を実感しています。計算が速くなっただけでも、数学に対するモチベーションが上がったからです。
学習スタートまでの流れ
- 無料体験学習に申し込む
- 面談と学力診断テストを受けて教材レベルを判定
- 1週間で2回体験
ほとんどの子が自分の想定より下のレベルから始めるようです。ショックを受けて泣いちゃう親子もいるとか。
でも私達親子は全くショックを受けずヤル気満々でスタート!足し算から計算力を鍛えられることが嬉しかったです。通常1日10枚のところ、20枚から始めました。
毎日取り組むことで、短期間でも身に付くものなんですね。ちょっと感動。今まで圧倒的に学習量が足りなかったことを痛感しています。
計算力を徹底的に鍛え上げられる
公文って計算だけのイメージ。中学生は塾に行った方が良いんじゃない?
という意見がネット上にはたくさんあります。でも、計算力を強化するのが公文の最大の特徴です。
「私こんなに速く計算できるんだー」って自分でも驚いていました。
分数になると「分数は苦手(泣)」と苦戦していますが、問題を解く時間が大幅に少なくなり、効果をかなり感じています。
塾よりも公文を選んだ理由
塾に通う子が多い中、公文を選んだ理由を紹介します。
計算力は中学・高校の数学に必須!!
学校の授業における計算問題の割合は、小学校では全体の約6割程度ですが、中学校では8割、高校になるとそのほとんどすべての問題で代数計算が必要となります。その一方で、小学校時代に学校の授業で困らない程度に計算ができたため気にかけないまま中学校・高校に進み、計算力の不足が原因で数学が苦手になるというケースが非常に多いのです。
引用元公文公式:算数・数学によくある質問より
上記に記載されているとおり「学校の授業で困らない程度に計算できたけど、計算力不足で中学・高校の数学が苦手になる」については、まさに私がそうでした。
問題の解き方は分かっても、計算が遅いとテストの回答時間が足りないという状況を何度も経験した・・と苦い思い出がよみがえります。
計算が遅かったからか!と大人(親)になってから気づかされました。。
娘には同じ思いはしてほしくないので、ギリギリ間に合った気がします!
自分のペースで勉強できる
娘の場合、マイペースに勉強できる環境が学習効果をアップさせています。
集団塾にも通いましたが、塾は1人1人にペースを合わせてくれません。そのため、どんどん進んでいきます。
塾で習った時は理解できても後から問題を解けないことが多々ありました。
なので、公文の「自分で学ぶと身に付く」という考えはその通りだなと思いました。
自分のペースで進められる公文の学習スタイルは性格に合っており、コツコツと取り組めています。
ちなみに英会話も周りに影響されないようにオンラインでマンツーマンレッスンを受けています。こちらも効果を実感!
教室長が信頼できた
教室長は素敵な女性で、私と同じく思春期のお子さんがいるので信頼できると感じました。
結果的に「面倒みましょう!」と親身になってくれたのでお任せすることに。
娘をヤル気にさせるよう頑張ってお話してくれました。それもあって公文学習をスタートすることができました。
公文の教室ってたくさんありますよね。教室長によって特色もあり、子ども自身が気持ちよく学習に取り組めるかの良し悪しが分かれるんだろうなと思います。
可能であれば、通える範囲の教室の評判を聞いた方が良いかもしれません。
算数教材のレベルと実際の進度を紹介
中学入学目前の娘でしたが、2A教材(一桁の足し算)からスタートしました。
こんな簡単な足し算から始めるの?
と思うかもしれませんが、これの繰り返しがジワジワと効いてきます。
娘の学年 | 教材(レベル) | 1日の枚数 |
---|---|---|
小6(3月) | 2A(幼児~小1) | 20枚 |
中1(5月~6月) | D(小4)→E(小5) | 5枚 |
中1(8月) | F(小6) | 10枚→5枚 |
最初の面談時に「半年で小6相当のレベルに追いつくだろう」と説明されましたが、順調にその通りの流れで進んでいます。
中学入学後は無理なく進めるために、教室長の判断で1日20枚から5枚にペースを落としました。
個人に合わせた調整をしてくれるので助かっています。
中1の夏休み突入
夏休み中は、1日5枚から10枚に増量。
中学レベルの教材を早くやりたい!
と本人が希望して自らプリントを増量したのには驚きました。
あわせて夏休みということで英語教材も体験し、そのまま受講を継続することになりました。
公文に通う回数と料金
教室に週2回通い、あとは自宅でプリントを宿題として自学するのが公文スタイルです。
学年 | 東京・神奈川 | 東京・神奈川以外 |
---|---|---|
幼児 小学生 | 7,700円 | 7,150円 |
中学生 | 8,800円 | 8,250円 |
高校生以上 | 9,900円 | 9,350円 |
入会金不要!
本来は週2回ですが、中学生は忙しいので週1回に調整してもらっています。(※通室が半分になっても料金は変わらず、1ヶ月分まるっとかかるので注意。)
月謝は1ヶ月分かかっても、忙しい中学生のタイムスケジュールに柔軟に対応してくれてとても満足しています。
多忙に負けず、継続することが大切ですからね♪
中学生から公文を始めるメリット・デメリット
中学生から始めた娘が感じたメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
教材の進みが速い(コスパ〇) 教室が近い(うちの場合) 開室時間内に行けばいい | 月謝が高い 小学生と一緒が嫌(プライド?) |
感じているデメリットは今のところ「月謝が高い」ということだけ
小学生は1教科7,700円。中学生になると1教科8,800円に。「2教科受講すれば○○円引き」などの割引は一切ないのでちょっと割高ですよね。。
きょうだいで通っているので正直キツイです・・
進級速度が速くコスパが良い(小学生教材なら)
娘は算数プリントを1ケタの足し算からスタートしました。
さすがに自分より小さい子に囲まれて足し算をするのは嫌だったようで、3ヵ月(無料体験期間含む)で4年生レベルのD教材の終わりまで進めました。
低学年からずっと通うよりも、ある意味コスパが良いですよね!(小6になるまでこのレベルだったのは良くないですが・・反省)
小4から公文に通っておけば良かった。そうすればもっと勉強できたはず!
「自分に子どもが生まれたら公文に通わせる」とまで言っていました(笑)
なので、弟は小3から公文を始めています。さらに下の子がいるので何歳から始めようか、悩みどころですね。
時間に融通が利く
教室により開室時間が異なりますが、時間内に行けば良いので予定を合わせやすいのが嬉しいですね。
今日は部活だー学校の課題やらなきゃー
YouTube見る時間がないー
遊びに行きたいのにー!!
って、毎日ブーブー言うので「〇時からスタート」というしばりがないのは地味に助かります。
通室時間に融通がきくことと、教室が自宅に近いのは送迎の面でも助かります。
教室の滞在時間は30分~1時間ほどでしたが、英語と2教科になり、宿題の直しがたくさんある場合は2時間かかるようになってきました。とにかく苦手な算数のなおしが多いみたいです。
【まとめ】中学生で計算力の土台を作ろう
公文は娘のように日々の学習量が少なかった子に特におすすめです!
公文は「計算しかできるようにならない」とよく言われますが、そもそも計算力を強化するのが目的だったのでうちの子には大正解!
基本の計算(足し算、引き算など)ができないと中学以降の数学にも良い影響を与えません。
きっとお子さんのためになりますよ。
今後の進級速度なども追記していきますので、ぜひ見に来てくださいね♪